叱るときに、親が背負うもの【叱るときのコツ】

叱るにはコツがある。
叱り方というより、背景が大事。

例えば、「よぉーし、叱るぞ!」
と腕まくりして、
いつしか子どもを壁のほうへ追い込み…

でも、「あれ、ちゃんと聞いてない?」
それじゃあと、
叱りのボリュームを上げてみたり。
「ん? まだ聞いてないな…」と、はて??

実は、
子どもを壁側にして叱るよりも、
親が壁を背にすると効果があります。

なぜなら、
よけいな刺激を減らせるから。

子どもが壁際になって振り返ると、
親の背後にお部屋のごちゃごちゃが…。
これじゃ、気が散る。
話に集中できない。

叱る時は親が壁を背にする。
背後に白いキャンバス背負って、
子どもの瞳には「わたし」だけ。

見てほしいのは、
ごちゃごちゃじゃないんだ。

見てもらいたいのは、
叱ることの純粋さ。

見えてくるのは、
親が親であることの誇りです。

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