「わたし」の真ん中は、かっこよさの中にある

お兄ちゃんだから。
お姉ちゃんなんだから。
つい、言ってしまう。

それとも、
私自身言われて育ったのかもしれない。
「我慢しなさい」と。

でも、期待に応えてばかりじゃつぶれてしまう。
だってそれは他人軸だから。
「わたし」がいないから。

子どもが二人以上いるなら、
こんなふうに言ってみる。
「お兄ちゃんかっこいいね。
お姉ちゃんってすごいね」

すると子どもって、
自然とかっこいい姿を見せたくなる。

お母さんだって同じ。
『お母さんなんだから』
それじゃ、つぶれてしまう。

「私、かっこいいな」
他人軸じゃない。
自分にとってのかっこいい親を目指す。

それは他人から見たかっこよさじゃない。
自分にとってのかっこよさ。
子どもが憧れるかっこいい姿。

そこには誇りがある。
一つひとつ積み重ねることでの満足がある。
他の人にはわからない、
私だけが知っている私の真ん中。

知識を教え込むだけじゃつまらないから、
私も子どももかっこよくなろう。

子育てしてるからこそ、
人間の器は大きくなれる。

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