この手に収る、小さな意志

一日の長さは変わらないはず。
あさ・ひる・ばんと連なる、
私とこの子の時間。

けれど夏休みって、
リズムが乱れやすかったりする。
帰省したり、周りが動いてたり。
振り回されてるわけじゃないのに、
このソワソワはなんだろう。

そんなときには、
目覚めにお白湯を一杯飲んでみよう。
好きなように沸かした、
私の手に収まる「だいじ」をこしらえる。

冷たいもの飲んだり、
冷房だって必要だし。
何より子どもがじっとしていない。

子どものリズムを守りたかったら、
まず「わたし」を整える。
私がブレてるのに、
この子をどうにかなんてできっこない。

少し冷えた体に、
熱いお白湯。

誰かに頼まれたわけではなくって。
私の意志が湯を沸かす。
私の意志が、
まっすぐ「わたし」を貫いていくような。

習慣は人を変えます。
朝のお白湯一杯だけでも、
日々続けるのは私の意志。

意志は繰り返すほどに、
驚くほど行動力が強くなる。
そして、自己肯定感も上がる。

だって、
自分で決めたことをちゃんとやれてるから。
次もやれるって信じられるから。

人って不思議。
ちょっとしたことで、
こんなにも豊かになれます。

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