「自分がされたら、どう思う?」が、子どもに響かない時の声かけ

子どもが悪いことをしたとき、「自分がされたらどう思う?」と言いたくなりますよね。
でも、これは子どもにはわかりにくかったりします。

なぜなら、子どもは自我が充分に成長していないので、「自分がされたら」という感覚がわかりにくいのです。

そこで、こんなふうに言ってあげましょう。

「お母さんがされたらどう思う?」

小さい子どもは、お母さんと一体化しているような感覚があるので、むしろお母さんがされたらというふうに言ったほうが、子どもは感覚としてはっきり「悲しい」とか「嫌だ」とかわかります。

例えば、子どもが友達におもちゃを投げたら、こう言ってあげます。

「お母さんがおもちゃを投げられたら、どう思う?」

すると、子どもは「悲しい」とか「嫌だ」とか答えるでしょう。

子どもは、他人がどう感じるかわかると、行動をコントロールすることができます。

「自分がされたら」よりも「お母さんがされたら」と声かけを変えることで、 子どもはもっと成長することができます😊

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