「わたし」を取り戻すために必要なこと

つながりが大事ってわかってる。なのに、子育てはリアルだ。 いつのまにか、私ひとりであたふた。ちょっぴり孤立してたりもする。 子どもが小さければ小さいほど、周りのママ友も必死。家事もあるし子どもを見なき…

この手に収る、小さな意志

一日の長さは変わらないはず。あさ・ひる・ばんと連なる、私とこの子の時間。 けれど夏休みって、リズムが乱れやすかったりする。帰省したり、周りが動いてたり。振り回されてるわけじゃないのに、このソワソワはな…

見えないカタチで心を育てる

どこかに出かけて帰ってきて、大きな荷物を開けたらワイワイ。 どんなものでも、どれだけあっても足りないぐらい。おみやげって楽しい。 でも気がつくと、手の中はモノでいっぱいだったりする。それはそれでいいけ…

つながりたいのは現実の世界

小さい子って、どんなふうに世界を見ているんだろう。 子どもの成長から考えると、こんなふうに捉えられます。 小さな子どもって、まだ「わたし」という自我が柔らかい。世界と一体化しているような、溶け合ってい…

感じると観察の間にあるもの

動物のこと知りたい。だっておもしろいもの。でも子どもがまだ小さいと、「うーん」って思うことも。 だって図鑑はけっこう知的。おもしろいけれど、ちょっと早い?小さいうちからこんなに『科学』でいいんだろうか…

美しい思春期

思春期って不思議。激辛、ギラギラ、大音量。どうしてあんなに刺激を求める? 例えば、こんなふうに捉えたりもできます。 『思春期に強い刺激を欲するのは、失われた一体感を求めるから』 だって、ずっと親と一緒…

手と目と耳で感じる「たいせつ」

大事にしたいことがある。読み聞かせや、思いやりの心、寝る前のハグ。 それから、「おはよう」「ありがとう」「またね」「おやすみ」 それでも、子どもは親心を飛び越えてくる。肩で風切るように、おかまいなしに…

薬としての「わたし」の物語

子どもの『困った』に、言葉で言うのじゃない。お話で語りかけるやり方があります。 例えば、写真はイソップ『二頭のヤギ』。お互いにゆずらなかったヤギが、二頭とも川に落ちてしまう話。 身に覚えがあると、「自…

「自分の部屋」は、練習の先にある

自分の部屋って、いつごろ与えたらいいんだろう。早すぎるのも心配だし、今はまだ欲しがってないみたい。 種から緑が伸び花開くように、ゆっくり順番に準備していきましょう。 子どもが10歳を過ぎてきたら、『自…