0—6歳– category –
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0—6歳
ほめることは、二人分の贈り物
子どもは親にほめられたい。ほめられたら、「もっともっと」って。 親も子どもをほめたい。「もっともっと」って、この子をピカピカにしたい。 子どもをほめる時、私たちきっと自分自身もほめている。ここまで育ってくれた、ここまで育てられた。 ほめるこ... -
0—6歳
叱るのは、この子を応援したいから
叱るってむずかしい。この子の存在は肯定したい。でも、やってることはダメだし…。 「あなたを責めたいわけじゃない」叱るとき、親ならみんな思う。「あなたのことを応援したいんだ」 子どもにはわからない親心。でもこんなふうにすれば、その気持ちは届く... -
0—6歳
子どもを満たす、暮らしのリズム
子どもを満足させてあげたい。花束いっぱい抱えるように、今日という日を味わってほしい。 でも私たち、エンターテナーでもなければ詩人でもない。普通の親にどんなことができるだろう。 子どもを満たすためには、リズムが大事だったりします。 太陽が東か... -
0—6歳
「ごっこ」の枠が、
行動に健やかさをつける子どもがお父さんを叩いてくる。遊びでやってるみたいだけど、どう対応したらいい? お父さんとの遊びだから、スキンシップも大事。お母さんではできないことだから、やらせてあげたい。 ダメっていうのもなんだし、かといってそのままさせるのもどうか。... -
0—6歳
子育ての縦の糸、横の糸
子育てには縦の糸がある。自分の親から私へ。そしてこの子へとつづく縦の糸。 強くて太いからこそ、とらわれてしまうことも。 自分の親と同じことをしてたり、自分がされて嫌だったことをくり返してたり。 どうしていいかわからなくなったら、こんなふうに... -
0—6歳
「お話」は薬になる
絵本の読み聞かせ。膝の上で語る思い出話。 「お話」にもいろいろあるけれど、お楽しみだけじゃない。 お話は薬にもなる。 子どもが苦手なこと。気になっていること。 友だち関係や、兄弟姉妹。虫歯とか。 現実で向き合うには、足がすくんじゃう。胸がドキ... -
0—6歳
聴く力は、静けさの中に
さわいだり、はしゃいだっていい。友だちと大声で歌ったって。 でも、聞く力も育てたい。人の話を聞けるだけじゃなくて、風の音や鳥の声。ささやかな、けれど感性を呼び起こすような小さな音。 どうやったら、そんな聴く力を育てられるだろう。 静けさをつ... -
0—6歳
指示をしない、舟に乗る
子どもに言ってもやらない。何度も言わなくちゃだから、だんだんイライラしてしまう。 そんな時は、流れをつくってあげる。流れにのるのは、子どもという舟。 例えば、寝かしつけ。舟の行き着く先がベッドだとしたら、そこまでの流れをつくる。 歌や語り。... -
0—6歳
「わたし」らしさが生まれる場所
とびきり優秀じゃなくていい。この子らしく育ってほしい。でも、どんなふうに育てる? 長い目で見れば、知識よりも体験が人を育てます。 体験といっても、特別でもなんでもない。 話すこと聞くこと歌うこと 野菜を洗ったり豆の数を数えたり水たまりを飛び... -
0—6歳
体でする数字、心で感じる文字
子どもが小さいときの文字や数字。いつから教えたらいい? 早すぎるのは良くないと聞くし、5歳までにも適切な時期があるとも聞く。本当のところはどうなんだろう。 こんなふうに考えてみる。頭で覚えるような文字や数字なら、7歳ぐらいからでいい。でも...