7—12歳– category –
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7—12歳
わからないままにしておく豊かさ
雷って、どうして光るの?雨ってなんで降るの? 子どもが聞いてくる、ちょっと難しい質問。 「それはね!」って、サイエンスできたらいいのかも。でも額に汗かいて答えても、案外キョトンとしてたり…。 子どもって4年生ぐらいになると、ちゃんとした答えが... -
7—12歳
見えないものでもあるんだよ
夏の終わりが少しずつ見えてきて、心が秋に向かってく。 空き地の草や、窓から吹き込む風。スーパーの果物売り場にだって。 交わす言葉の中に、秋が透けて見えてくる。 こんな時期こそ、子どもの感性を育てるチャンス。 目に見える秋のはじまり。目には見... -
7—12歳
見えないカタチで心を育てる
どこかに出かけて帰ってきて、大きな荷物を開けたらワイワイ。 どんなものでも、どれだけあっても足りないぐらい。おみやげって楽しい。 でも気がつくと、手の中はモノでいっぱいだったりする。それはそれでいいけれど、ちょっとだけ工夫してみよう。子ど... -
7—12歳
感じると観察の間にあるもの
動物のこと知りたい。だっておもしろいもの。でも子どもがまだ小さいと、「うーん」って思うことも。 だって図鑑はけっこう知的。おもしろいけれど、ちょっと早い?小さいうちからこんなに『科学』でいいんだろうか? この本は絵本のようなファンタジーと... -
7—12歳
手と目と耳で感じる「たいせつ」
大事にしたいことがある。読み聞かせや、思いやりの心、寝る前のハグ。 それから、「おはよう」「ありがとう」「またね」「おやすみ」 それでも、子どもは親心を飛び越えてくる。肩で風切るように、おかまいなしに突っ込んでくる。 なんでもいいじゃないん... -
7—12歳
薬としての「わたし」の物語
子どもの『困った』に、言葉で言うのじゃない。お話で語りかけるやり方があります。 例えば、写真はイソップ『二頭のヤギ』。お互いにゆずらなかったヤギが、二頭とも川に落ちてしまう話。 身に覚えがあると、「自分もそういうとこある」と子どもは神妙に... -
7—12歳
「自分の部屋」は、練習の先にある
自分の部屋って、いつごろ与えたらいいんだろう。早すぎるのも心配だし、今はまだ欲しがってないみたい。 種から緑が伸び花開くように、ゆっくり順番に準備していきましょう。 子どもが10歳を過ぎてきたら、『自分の棚』みたいなのから始める。 リビングな... -
7—12歳
思春期は長い旅、リュックに詰める大切なもの
思春期。子育てに立ちはだかる高い壁。登りきったらいい眺めだろうなと思うけど、すでに膝が震えてたり… その時が来てからじゃ遅い。今のうちにできることってなんだろう? 子どもが10歳ぐらいになってたら、これまでとは少し違うやりとりを始めます。親子... -
7—12歳
人の一日、星の一年
星の動き、惑星の巡行、月の満ち欠け。 誰もが知ってる、学校で習う。でも、どんなふうにしたら心に残る? 自分と関係があるものとして見てみる。例えば、心臓と太陽。 「私たちの血の巡りは心臓が守ってる。じゃあ、睡眠は?」 睡眠は、心臓ではコントロ... -
7—12歳
「わたし」を、世界に向かって開いていく
子どもを取りまく世界。やさしさも驚きもいっぱい。でも何かが足りないとしたら、どんな感覚なんだろう。 それは、『自然』に包まれる体験かもしれません。 電気のスイッチ。家電のボタン。ディスプレイにタッチしたり。 ありとあらゆるものが、人の手でコ...